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コラム病院でも大活躍

業務用スチールラックは病院でも大活躍!うまく活用するポイント

業務用スチールラックは病院でも大活躍!うまく活用するポイント

業務用スチールラックは多くの場所で活用されています。
工場やオフィスはもちろん、病院でも業務用スチールラックは便利です。
業務がしづらいと感じている場合は業務用スチールラックの活用を考えてみませんか?
今回は業務用スチールラックを病院で活用する方法について紹介します。

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■病院で求められる5S

まずは病院などの医療現場で求められる「5S活動」について紹介します。

・5Sとは
5Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」の頭文字を取った言葉です。
もともとは製造業から始まった活動ですが、業務の効率化や安全対策など、どの職場でも成果が見られるため、病院などの医療現場でも注目されています。
5Sの項目の定義は下記の通りです。

 [整理] 必要なものと要らないものに分類し、要らないものを処分すること
 [整頓] 必要なものを必要なときに誰でもすぐに取り出して使用できるよう、配置場所や配置方法を工夫すること
 [清掃] 掃除をしてきれいな状態にするとともに、点検をして異常を見つけやすくすること
 [整頓] 上記3つ「整理・整頓・清掃」を徹底して、清潔な状態が維持されていること
 [躾] 上記の「清潔な状態」をスタッフ全員で習慣とし、共有すること

・5Sの目的
5S活動について「職場をきれいにする活動」だと思う方もいるかもしれませんが、
病院では5S活動を通して「安全・効率・快適」な職場作りを目指すことを目的としています。

<安全>
病院では「安全」が第一です。
5S活動を通して医療事故やヒヤリハットを無くしていくよう努めましょう。

<効率>
病院では、効率よくスムーズに作業ができる状態も重要です。
職場に要らないものが多く散らかっていては、作業効率が悪くなります。
1分1秒を争う現場だからこそ、要らないものを処分し、効率よく作業ができる状態にしましょう。

<快適>
快適な職場作りも5S活動の目的です。
衛生面だけでなく、職員の精神面やチームワークのよさなど、さまざまな面で働きやすい職場作りを目的としています。

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■病院の5Sを進めるには何が必要?

5Sを進めるには、以下のポイントを参考にしてみましょう。
ここでは、病院での5S活動の進め方や必要なことを紹介します。

・5S活動の進め方
5S活動を進めるためには、病院全体で取り組まなくてはなりません。
具体的な活動を定めると同時に範囲を決め、全員に5S活動の目的や意義を共有しましょう。

 1.5S活動の計画を立て、活動の目的・範囲・リーダーを決定する
 2.計画を実践するための準備をする(チェックリストなど、計画を実践するために必要なものがあれば準備する)
 3.5S活動を実践する職員全員に、活動の目的と意義を伝える

上記を踏まえて、職員全員に「5S活動を進める」という認識を持ってもらうことが大切です。

・5S活動には収納の見直しが重要!
5S活動をスムーズに進めるためには収納の見直しも重要です。
病院の受付デスク周辺の収納が乱雑だと、保険証・診察券の受け渡しミス、お薬や書類の渡し忘れなどが起こりやすくなるでしょう。
ミスがなかったとしても、乱雑な状態では作業に余計な時間がかかってしまいます。
整理整頓することで業務効率が上がるだけでなく、衛生面の改善や事故のリスクを下げることもできます。

・整理収納5つの鉄則
整理収納には5つの鉄則があります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

<適正量>
まずは、必要なものの適正量を決めます。
1度収納ケースに入っているものを出し、使用期限や在庫数を把握しましょう。
在庫の適正量を知ればそれ以上ものが増えないため、無駄も減り、ものが散乱することも減ります。

<作業動線>
収納されたものを取り出す際に、人の「動作」が少なく「動線」が短いほど、効率がよい収納と言えます。
作業動線を考えて、流れるように配置できれば、ストレスなくきれいな状態をキープできるでしょう。

<使用頻度>
次に、病院内のものを使用頻度別に分け、使用頻度の高いものから順番に、取り出しやすい場所に収納しましょう。
一般的に収納は、目線から腰の高さ>しゃがむ位置>脚立が必要な高さの順が使いやすい高さとされています。
使用頻度の高いものを「目線から腰の高さ」に収納し、使用頻度の低いものを「脚立が必要な高さ」に収納するとよいでしょう。

<グルーピング>
1つの仕事で複数のものを使用する場合は、仕事ごとにグループ分けし、まとめて収納するのも整理収納の鉄則です。
紹介状と印鑑と封筒、お薬とお薬用の袋など、わかりやすくまとめて収納しましょう。


<定位置での管理>
複数の人が共有して使うものは定位置で管理し、必要であればラベリングします。
職員全員が見る機会のあるカルテや書類は、誰もがわかりやすいように定位置を決めて管理するとスムーズに作業できるでしょう。
また、定位置は永久ではありません。「使いにくい」と思ったら、都度工夫し定位置を更新していくことも大切です。

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■どんな業務用スチールラックが病院に適している?

5S活動には収納が大切ですが「どのような収納用品を使えばよいか迷う」という方もいるのではないでしょうか。
ここでは、病院に適した業務用スチールラックの特徴を紹介します。

・オープンタイプ
扉などが付いていないので出し入れがしやすく、使用頻度の高いものを収納するのに向いています。
収納物を見つけやすく、導入コストの低さが特徴です。

・両開きタイプ
目隠しができるため、人目に触れたくないものの収納に向いています。
扉の開閉にスペースが必要なので、設置前に余裕があるか確認しておきましょう。

・引き違いタイプ
左右にスライドさせて扉の開閉をするので奥行きを取らず、狭い場所にも設置できます。
扉がガラス製であれば収納物が確認しやすいというメリットもあります。

・ラテラルタイプ
引き出し式の棚のことをラテラルタイプと呼びます。
書類だけでなく小物の収納にも適しています。
扉を引き出すので、スペースに余裕がある場所に設置しましょう。

・追加で考えておきたいオプション
業務用スチールラックはさまざまなオプションを利用して機能を拡張することが可能です。
ここでは、追加で考えておきたいポイントを紹介します。

<キャスター>
スチールラックにはキャスターを付けることも可能です。
掃除をしたり位置を変えたりする場合に、キャスターがあると移動が楽になります。
ただし転がると危険なため、ストッパー付きがおすすめです。

<耐震性の向上>
業務用スチールラックを壁や床に固定するパーツを追加すると耐震性が向上します。
業務用スチールラックは本体だけでも100kgを超えるものもあり、災害時の転倒リスクを考えて設置しなければなりません。
固定させる方法としては、壁や床に固定するパーツだけでなく、延長ポールを使って天井に突っ張る方法があります。

<補強されているか>
業務用スチールラックに重いものを乗せる場合、補強用ワイヤーが付いているものを選ぶと安心です。
棚板の耐荷重が大きい業務用スチールラックを選ぶだけでなく、重いものを長期間置いても棚がたわんでしまわないように、棚板が補強されているものを選びましょう。

<ボトルの有無>
ボトルの有無で組み立て時間や棚板の高さを変更する時間も変わります。
そのため、短時間で組み立てたい場合や、頻繁に棚板の高さを変更する可能性があるならば、ボルトのないボルトレス業務用スチールラックがおすすめです。

<コーティングの有無>
スチールは、そのままではサビやすい特徴があります。
サビは耐久性を下げてしまう原因でもあるため、長く安全に使う工夫としてコーティングされているものを選びましょう。

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■業務用スチールラック選びで気を付けたいこと

病院で使用する業務用スチールラックを選ぶ際に気を付けたいポイントを説明します。

・用意する業務用スチールラックの基準
用意する業務用スチールラックの基準は、1カルテ分の厚みで棚に収納できる数を調べることができます。
たとえば、1カルテの厚みを3mm程度とした場合、幅80cm×高さ200cmの棚に約1,400札のカルテを収納することが可能です。
また、カルテの保管期間は5年と定められているため、年間の目標新患数を500人と仮定すると、幅80cm×高さ200cmの棚が2台は必要になるでしょう。

・基本的な業務用スチールラックの選び方
業務用スチールラックの基本的な選び方を紹介します。

<サイズ>
まずは設置場所の幅・奥行き・高さの寸法を測ります。寸法を間違えるとせっかく注文しても使えないため、間違えずに測りましょう。
特に、奥行きは業務用スチールラックを選ぶ際の重要なポイントの一つです。
60cm程の奥行きがあると、ダンボールなどもすっきりと収納できて使いやすいでしょう。

<耐荷重>
スチールラックは棚板1枚あたりの耐荷重が決められています。耐荷重は、収納したいものの重さギリギリのサイズを選ぶのではなく、余裕を持たせると安心です。
また、棚板の耐荷重は棚板全体を使って支えられる重さのことを指します。棚板の一部に負荷が集中してしまうと、破損する恐れがあるため、できるだけ均等に負荷がかかるように配置しましょう。

<色>
業務用スチールラックの色は、病院の雰囲気に馴染むものがおすすめです。
グレーや黒だけでなく、白やシルバーもあるので、病院のイメージカラーに合う色を選んでください。

・仕切りを考える
効率よく収納するために、業務用スチールラックに仕切りの導入を考えましょう。
ファイルボックスや蓋付きの箱などを導入すれば、出し入れがしやすく、きれいな状態をキープできます。

■まとめ

病院での5S活動を進めるには収納の見直しが重要です。業務用スチールラックを使ってすっきりと収納し、「安全・効率・快適」な職場作りを目指しましょう。
キタジマでは病院内の収納にも便利な業務用スチールラックを各種取り揃えております。
業務用スチールラックをお探しの際はぜひご利用ください。

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