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掃除のポイントを紹介

業務用スチールラックもお手入れ次第で長持ち!掃除のポイントを紹介

業務用スチールラックもお手入れ次第で長持ち!掃除のポイントを紹介

業務用スチールラックは頑丈で耐久性が高いものですが、手入れをすることでより美しく、長い間使えるようになるでしょう。
そのためには、定期的に手入れをしてきれいな状態を保つことが大切です。
今回は業務用スチールラックの手入れ方法や、掃除のポイントをご紹介します。

業務用スチールラックの素材について

■業務用スチールラックの素材について

業務用スチールラックの手入れを正しく行うためには、スチールという素材について理解する必要があります。
以下では、スチール素材の特徴や注意点を詳しく解説します。

・スチールとは
スチールとは、鉄を主成分とした金属・合金の総称ですが、一般的には鉄に微量の炭素が加わった炭素鋼(別名:普通鋼)を指します。
耐久性が高く、ラック以外にも容器やチェーンソー、看板などに使用されています。

・スチールの注意点
スチールの注意点はサビやすいことです。 主成分が鉄であるスチールは、水分や空気と触れ合うと酸化してサビが発生します。
特に、表面がコーティングされていないものや、コーティングが剥がれているものはサビやすいため、注意が必要です。
業務用スチールラックはできるだけ表面に塗装されているものを選び、古くなってきたら定期的にコーティングを塗り直しましょう。

・赤サビとは
スチールは赤サビが発生しやすい素材です。 赤サビとは、名前の通り赤みがかったサビのことで、鉄と水、空気の酸化が原因で発生します。
鉄そのものを腐食させる赤サビを放置すると、どんどん広がってボロボロになってしまうため、見つけたら早い段階で対処するようにしましょう。

業務用スチールラックのお手入れ方法

■業務用スチールラックのお手入れ方法

「業務用スチールラックの汚れやほこりが気になる」「汚れやほこりをどうやって掃除したらいい?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、以下では業務用スチールラックの正しい手入れと清掃方法を、注意点を交えて解説します。

・乾いた布で拭く
すぐに落ちそうな汚れやほこりである場合は、乾いた布や雑巾で優しく拭きます。
強くこすったり水を使用したりすると、コーティングが?がれてサビやすくなってしまうため、注意が必要です。
布や雑巾の代わりに乾いたハンディモップやほうきを使用し、汚れやほこりを取り除いても問題ありません。

・汚れがひどい場合は中性洗剤を使う
汚れがひどく、乾いた布や雑巾で除去できない場合は、中性洗剤を使用します。
洗剤には、「酸性」「弱酸性」「中性」「弱アルカリ性」「アルカリ性」の5種類がありますが、スチールラックにはサビにくい中性洗剤の使用がおすすめです。
よく水気を切った布や雑巾に中性洗剤を吹きかけ、汚れが気になる部分を拭きます。から拭き同様、強くこすらないように注意しましょう。
汚れを除去したあとは酸化を防ぐために乾いた布や雑巾で二度拭きして完了です。

・使わないほうがよいもの
スチールラックの手入れに使用しないほうがよいものは、シンナーやアルコール、次亜塩素水などです。
落としにくい黒ずみやインク汚れがあっても、これらの洗剤や薬品は表面のコーティングを溶かす恐れがあるため、使用は控えましょう。

・屋内の業務用スチールラックはほこりが付きやすい
屋内の業務用スチールラックはほこりが付きやすいため、定期的な掃除が必要です。
ほこりは、空中に漂った髪の毛や花粉、服の繊維、外からの排出ガスなどが混ざりあったもので、ダニや細菌、ウイルスなども潜んでいます。
空気清浄機を設置したり屋内の清掃を徹底したりしても、空中のほこりを完全に取り除くのは困難であるため、
スチールラックにほこりがかぶらない工夫をすることが大切です。
スチールラック全体を覆えるビニールカバーを使用すると、ほこりの侵入を防げます。

簡単にできるサビ落としの方法

■簡単にできるサビ落としの方法

すでにスチールラックにサビが付いてしまっている場合は、どのように対処したらよいのでしょうか。
以下では、簡単で手軽にできるサビ落としの方法を6つご紹介します。

・歯磨き粉を使う
初期のサビであれば、研磨剤が含まれている歯磨き粉を使用して落とすことができます。
手順は非常にシンプルで、歯磨き粉を付けた歯ブラシでサビの部分をこするだけです。サビが取れてきれいになったら、布や雑巾で削ったサビを拭き取りましょう。
また、最近では研磨剤が入っていない歯磨き粉も展開されているため、使用前によく確認することをおすすめします。

・サビ取り専用消しゴムを使う
サビ取り専用消しゴムでも赤サビを除去できます。
使い方は非常にシンプルで、サビ取り専用消しゴムでサビの部分をこするだけです。
使用箇所を水で洗ったりカットしたりすることで、繰り返し使用できます。
サビ取り専用消しゴムは、ホームセンターや100円ショップなどで手軽に購入できます。

・ブラシを使う
ラックのつなぎ目のサビを除去する際には、ブラシの使用がおすすめです。
ブラシを購入する際は、「真鍮(しんちゅう)ブラシ」と「ナイロンブラシ」、「ステンレスブラシ」の3点セットのものを選ぶと便利でしょう。
頑固なサビの場合にはステンレス、軽度のサビの場合は真鍮ブラシをサビの部分に当てて磨き、落ちたサビをナイロンブラシで振り払って完了です。

・クエン酸を使う
クエン酸と塩を使用して、その化学反応でサビを取り除く方法もあります。
クエン酸を使用したサビ取りに必要なものは、クエン酸と塩、水、ラップもしくはキッチンペーパー、スポンジ、布もしくは雑巾の6つです。

クエン酸でサビ取りをする手順は、以下の5ステップです。
 1.クエン酸と塩を1対1の割合で混ぜ合わせてから水を加える
 2.1で作ったペーストをスポンジに塗り、サビの部分に塗る
 3.塗った部分をラップ又はキッチンペーパーで覆って、30分〜1時間程度放置する
 4.スポンジでサビ部分をこする
 5.乾いた布や雑巾で削ったサビを拭き取る

クエン酸がない場合は、レモンやライムなどでも代用できます。

・重曹を使う
粒子が細かい重曹は、赤サビの除去にぴったりです。
頑固なサビや広範囲なサビにも対応できます。
重曹を使用したサビ取りに必要なものは、重曹と水、スポンジ、布もしくは雑巾の4つです。
重曹でサビ取りをする手順は、以下の5ステップです。
 1.重曹と水を1対4の割合で混ぜ合わせて少し硬めのペースト状にする
 2.重曹のペーストをスポンジでサビの部分に塗る
 3.30分〜1時間程度放置する
 4.スポンジでサビ部分をこする
 5.乾いた布や雑巾で削ったサビを拭き取る

サビがひどく、重曹だけでは落ちなさそうな場合は、重曹とクエン酸を組み合わせると効果が高まります。

・サビ取り専用品を使う
サビ取りに時間や手間をかけたくない方には、サビ取り専用品の使用がおすすめです。
サビ取り専用品には、先ほど紹介したサビ取り専用消しゴムの他にも、クリーム(ペースト)タイプやスプレータイプ、液体タイプなどがあります。
サビ取り専用品を使用すれば、軽くこするだけでサビを除去できるうえにスチールラックの表面に傷が付きにくく、長持ちします。
サビ取り専用品は製品ごとに種類や成分が異なるため、サビの範囲や状態に適したものを選ぶようにしましょう。

業務用スチールラックのサビを防ぐ方法

■業務用スチールラックのサビを防ぐ方法

業務用スチールラックのサビ取りには時間と手間がかかるため、できるだけサビが付かないように管理できるに越したことはありません。
そこで以下では、業務用スチールラックのサビを防ぐ方法やコツを4つ紹介します。

・衝撃を加えない
業務用スチールラックにはできるだけ衝撃を与えないよう注意しましょう。
業務用スチールラックに強い衝撃が加わると、塗料が?がれやすくなり、サビやすくなります。
棚の上のものを引きずったり重いものを一気に下ろしたりすると塗装が傷付いてしまうため、普段から荷物や棚の扱いに気を付けることが大切です。
スチールラックの上に重量のある積載物を乗せている場合や、小石や砂利などが混入しやすい環境の場合は、棚板を守るシートを活用するのがおすすめです。

・直射日光を当てない
スチールラックの塗装は、紫外線が当たると劣化が早まってしまうため、直射日光が当たる場所には設置しないようにしましょう。
業務用スチールラックを屋内に設置している場合でも、場所によっては紫外線の影響を受けます。
できるだけ窓際や入口付近の設置は避け、日の当たらない涼しい場所に設置するのがおすすめです。

・水分を付着させない
スチールラックに水分が付着したらすぐに拭き取り、水分が長時間付着しないよう注意しましょう。
水分は塗装の間にある目に見えないような小さな傷に入り込み、サビを発生させる恐れがあります。
水滴が付きやすい場所に設置する場合や、湿度が高くなる季節の場合は、スチールラック全体を覆える透明のビニールカバーを取り付けるのがおすすめです。

・必要に応じてサビ止め塗料を塗る
サビを除去したあとや塗装の剥がれを確認した際は、サビ止め塗料を塗るのがおすすめです。
サビ止め塗料を使用するとスチールラックの表面に膜を作ることができ、水分や酸素を遮断する効果があります。
サビ止め塗料の注意点は、すでにサビが付いている部分に塗っても効果がないことです。
サビがある場合は、サビを完全に取り除いてからサビ止め塗料を塗るようにしましょう。

■まとめ

主成分が鉄であるスチールは、酸化しやすく、サビやすい素材です。
スチールラックに付着する赤サビが進むとボロボロになってしまうため、赤サビは早めに除去しましょう。
また、棚はスチールだけではなく、ステンレスでできたものもあります。
ステンレスはスチールよりもサビにくいため、場所や使用方法によっては業務用ステンレスラックの導入もおすすめです。
キタジマではスチールラックやステンレスラックを各種取り揃えておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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