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棚板にはどんな種類がある?

業務用スチールラックの棚板にはどんな種類がある?シェルフと同じ?

業務用スチールラックの棚板にはどんな種類がある?
シェルフと同じ?

業務用スチールラックをおしゃれに使いたい場合、棚板にこだわるのがおすすめです。棚板を工夫することで見た目が変わるだけでなく、利便性も向上します。
今回は、業務用スチールラックの棚板についてご紹介します。
混同されやすいシェルフとの違いもご紹介しますので、ぜひご一読ください。

シェルフとは

■シェルフとは

まずは、シェルフとはどのようなものか見ていきましょう。

・シェルフとは?
シェルフとは、棚板に荷物を載せるタイプの収納家具です。シェルフと似ているものとして「ラック」がありますが、シェルフと同様にラックも物を載せるために使用されます。 シェルフとラックの違いは、ラックには「棚」の意味の他に「台」が含まれている点です。どちらも用途は同じであるため、使用場所に合わせて選ばれています。

・シェルフの種類
シェルフには、いろいろな種類があります。機能や見た目は、シェルフの種類ごとに違うので、設置場所や収納物に合わせて選びましょう。

<ブロックシェルフ>
棚部分の一つひとつがバラバラになっており、キューブ型をしたシェルフをブロックのように積み上げて使います。
個数や配置を好きなように決められるので、個性のあるインテリアに仕上がるでしょう。

<オープンシェルフ>
背面や側面に板がなく、頻繁に出し入れする際の利便性に優れています。
お店のディスプレイのように、見せる収納として使えるのが特徴です。

<ブックシェルフ>
本を収納するため、その荷重に耐えられるよう頑丈に作られているシェルフです。
背表紙を並べて収納できるものや、表紙を見せて収納できるものなど、見た目にも配慮されています。

<ウォールシェルフ>
画びょうやネジを使って壁に取り付けるタイプで、大きなシェルフが置けない場所の収納に最適です。
木や石膏ボードなどいろいろな素材があり、空間をおしゃれに演出します。

・業務用スチールラックでのシェルフの意味
家庭用では板が付いた収納家具をシェルフと言う場合が多いですが、業務用スチールラックでは棚板のみを指してシェルフと呼ぶのが一般的です。

棚板の選び方

■業務用スチールラックの棚板の選び方

業務用スチールラックはシンプルで使い勝手がよく、使用する場所を選びません。
一見どれも同じように見えますが、耐荷重や機能といった細かいポイントを見比べて選ぶのが重要です。

・耐荷重
耐荷重とは、1枚の棚の上に荷物を均等に配置した場合の数値です。カタログに表記されている耐荷重は、1枚の棚板が許容可能な重さなので、ラック全体の耐荷重は棚の枚数に比例します。 そのため、重量のある荷物を一点に集中させると、耐荷重内であってもたわんだり変形したりする恐れがあります。
また、複数の棚に限界まで荷物を載せると、ラックの支柱が負荷に耐えられない危険性があるので、あらかじめ荷物の重量を把握し、耐荷重に余裕のあるラックをお選びください。

・棚板の材質
材質はスチール、ステンレス、樹脂の3つに大別されるため、設置する環境に合わせて選びましょう。

<スチール>
業務用ラックの中で最も選ばれているのがスチール製のラックです。
素材に強度があるので、重い荷物を載せていても変形しにくいのが特徴です。
また、他の材質よりも手頃なのでコストパフォーマンスに優れています。

<ステンレス>
食品工場や飲食店での使用に適しているのがステンレス製のラックです。
スチール製ラックよりも少し値が張りますが、サビや汚れに強く手入れも簡単なので長期間使用できます。

<樹脂>
軽い荷物の保管やサブとして使用するなら、樹脂製のラックを選ぶのも一つです。
ラック自体が軽量なので重量物の保管には不向きですが、キャスターを取り付けて手軽に移動させられます。

・棚板のサイズ
サイズ選びを誤ると、設置場所に収まらず使いにくさを感じたり荷物がはみ出て落下したりする恐れがあるなど、使用中に危険を感じることがあるかもしれません。
事前に、保管する荷物の大きさと設置する空間をしっかり計測してから選びましょう。

棚板の奥行きは60cmが目安で、横幅は90〜180cmのタイプが多く販売されています。 カタログには「呼称寸法」「外寸」「実寸」など複数の表記がありますが、設置場所に必要なスペースを知りたいときは「外寸」、棚板に保管物が収まるかを確認する際は「実寸」を参考にしてください。

・棚板の枚数と間隔
業務用ラックの棚板の枚数を決める際は、最上段と最下段も含めて考えます。なお、棚板が2枚以下だとラックが不安定になるので、3枚以上あるものを選ぶのがおすすめです。 棚板の固定は5cm間隔で調整できるものが多いため、荷物の出し入れを考慮して使いやすいように設定してください。

・補強やコーティング
スチールは強度がある反面、むき出しのままだと水分の影響でいずれサビ付いてしまいます。
防錆加工が施されているものなら、長期間使用する場合でも過度に劣化を気にする必要がありません。
耐久性を求めるなら、通常の棚板に補強用のワイヤーが入ったものを選ぶのがおすすめです。特に、重量のあるものを長期間保管する場合だと、ワイヤーの有無が安全性を左右するポイントと言えるでしょう。

業務用スチールラック

■特徴的な棚板を持つ業務用スチールラック

いろいろな業務用スチールラックの中には、用途に合わせて特徴的な機能を備えたタイプもあります。

・スライドラック
棚板が前後に動くので、重いものを保管しても出し入れしやすいのが特徴です。
棚を定位置で固定できるタイプや、転倒防止装置が付いているタイプなど、安全に配慮して作られています。

・パレットラック
主に物流倉庫や工場で使用されています。
荷物の積まれたパレットをそのまま格納できるよう、一般的に耐荷重は1t以上で、棚の枚数や高さは荷姿に合わせて自由に変更できるなど、柔軟性の高さが特徴です。

・スライドレールラック
ラックの下に専用レールを敷くので、重いものをたくさん保管してもわずかな力で動かせます。
また、収納ラックを詰めて並べられるので狭いスペースでも収納力が増します。
ラックを使わないときに端にまとめておけば、見た目の圧迫感が減り、空いたところに仮の作業場を確保できます。

・連結式スチールラック
連結式スチールラックは、隣り合うラックと支柱を共有するため、それ自体が備える支柱は左右どちらかに2本しかありません。
同じ高さや奥行きのラックと連結させることで、強度を確保します。連結式スチールラックのメリットは、支柱2本分のスペースやコストを減らせることです。

棚板は、単体タイプのラックと同じものが使用可能なので、棚の枚数や高さを変えて連結させることもできます。

代表的な棚板の種類

■業務用スチールラックの代表的な棚板の種類

先述した通り、業務用スチールラックを選ぶなら設置場所や用途に適した素材や形状を選びましょう。
ここでは人気の2種類をご紹介いたします。

・ワイヤーシェルフ
業務用スチールラックの中では定番の棚板。
格子状であり、通気性がよいうえに軽くて強度があるので、大容量ラックとして人気です。スタイリッシュな見た目なので、インテリアとしても見栄えがあります。

<縦張り>
手前から奥に向かって複数のワイヤーが張られているので、横張りよりも強度に優れています。
倉庫の整頓など、多くのものを収納したい場におすすめです。

<横張り>
長辺方向にワイヤーが張られた設計で、家庭用ラックとしても人気です。
網目の細かいものを選べば、ワイヤーの隙間からものが落ちにくく、オフィスの書類整理用に適しています。

<バスケットタイプ>
かご状の棚板なので深さがあり、細かいものや形の不揃いなものをまとめて収納できます。
ワイヤーの棚板と併用すると容量が増すのでおすすめです。

・フラットシェルフ
ワイヤーでなく板状なので、棚板を作業台として活用できます。
細かいものを落とす心配がなく、下段にほこりがかぶりにくくなるのがメリットです。

<ソリッド>
スチール製の一枚板に、耐久性と衛生性を高めるコーティングを施した棚板です。
クールな見た目と強度を両立するので、飲食店の厨房や医療施設といった衛生面を重視する場に適しています。

<ウッド>
表面に木目調の合板を張った棚板です。 スチールの特長を活かしつつ、ナチュラルで温かみのある演出ができます。
店頭やオフィスなど、人目に付きやすい場の収納に使用するとよいでしょう。

<パンチング>
一枚板に細かい穴が開いています。 ワイヤーとフラットのメリットを併せ持つため、通気性と安定感を保った収納ができます。
脚付き家電や発熱する家電を使用する機会の多い厨房やオフィスにおすすめです。

■業務用スチールラックの棚板を追加する際の注意点

スチールラックの棚板を追加する際は、使用環境や用途のほか、ラックの規格を確認することも大切です。
ラックに適合しない棚板を設置した場合、使用中に棚板が落下したり、歪みが生じて安定性が悪くなったりとさまざまな危険が生じます。

以下では、業務用スチールラックの棚板を選ぶ際の注意点をご紹介いたします。

・支柱の形状
業務用スチールラックの支柱に開けられている穴の形は、メーカーごとに違います。
固定の仕方が異なる場合もあるので、ラックと棚板のメーカーは揃えてください。
なかには、同じメーカーでも安全性を重視して、耐荷重ごとに穴の形を変えて設計されているラックもあるので、追加するときは同じシリーズで揃えるようにしましょう。

・棚受けの必要性
業務用スチールラックは用途ごとにいろいろな製品があります。
なかでも人気なのが、ボルトを使用しない「ボルトレスラック」です。
ボルトレスラックの棚板を追加する際は、1枚に対して左右に1本ずつ、合計2本の「棚受け」が必要なので、一緒に注文するのを忘れないでください。

■まとめ

職場で家庭用スチールラックを使用して、使いづらさを感じていませんか?

スチールラックのキタジマでは、汎用性の高い業務用スチールラックを数多く取り扱いしており、最適な1台をお探しいただけます。
業務用スチールラックに関する相談、見積もりはスチールラックのキタジマにお任せください。

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