物流・倉庫ラック
 

スチールラックのキタジマ トップ > スチールラック コラム トップ> 2025年1月コラム> 2025.01.10

スチールラック転倒防止 賃貸

スチールラックの転倒防止方法7選!賃貸で使える方法は?転倒時の被害抑止策なども解説

スチールラックの転倒防止方法7選!賃貸で使える方法は?転倒時の被害抑止策なども解説

日本はいつどこで大きな地震が起きてもおかしくないほどの地震大国です。スチールラックなどの大きな家具は地震の揺れで転倒しやすく、ケガや火災の原因になるので、日頃から転倒防止の対策をしておくことが重要です。 そこで今回は、家庭やオフィスで使うスチールラックの転倒防止に有効な7つの方法をまとめて紹介します。賃貸物件に適した転倒防止策や、万一転倒した場合の被害を最小に抑える方法、収納物の落下を防止する方法などについても解説します。

スチールラック おしゃれ ポイント

■スチールラックの転倒防止はなぜ必要?地震による転倒のリスク

背の高い家具(縦に細長い家具)は、地震などで大きな揺れを受けると転倒する恐れがあります。スチールラックにはさまざまなサイズのものがありますが、段数が増えて背が高くなるほど、転倒のリスクも高まります。 スチールラックは頑丈で、重いものでも安定して支えることができますが、側面や背面があいているので、横方向にはやや揺れやすい性質があります。大きな地震では横揺れでラックが不安定になり、転倒につながることがあります。 日本列島は地震が発生しやすい地殻の上にあり、昔から何度も巨大地震を経験し、21世紀にも東日本大震災や能登半島地震などの大地震が発生しています。近い将来には南海トラフで大地震が起こる可能性が高いとして、気象庁が注意を呼びかけています。 地震対策のひとつとして、スチールラックの転倒防止は必須といえます。

・スチールラック転倒で起こる被害の種類
スチールラックが転倒すると、以下のような被害が発生する可能性があります。
    ■ラック・収納物の衝突によるケガや死亡事故
    ■ラックや収納物、衝突した物品の破損
    ■火気器具への衝突による火災事故
      (燃焼中のストーブや衝突によりスイッチが入ってしまったストーブからの延焼など)
    ■避難障害(転倒したラックで避難経路がふさがれて避難が遅れたり、避難時につまずいてケガをしたりする)

・過去の地震では、ケガの3割以上が家具類転倒によるもの
東京消防庁の調査によると、地震発生時に起きたケガの30〜50%が家具類の転倒・落下・移動によるものでした(熊本地震・新潟県中越地震など2003年〜2016年に起きた8つの地震についての調査結果)。 熊本地震では、一般住宅で起きたケガの29.2%、高層マンションで起きたケガの40.0%が、家具類の転倒・落下・移動によるものです。東日本大震災の際には、東京都内でも多数の家屋で家具類の転倒が起こっています(1〜2階で16.8%、3〜5階で23.8%、6〜10階で31.9%、11階以上で47.2%)。
上層階ほど地震による揺れが大きくなり、転倒が起こりやすい傾向がありますが、1階や2階でもかなりの確率で転倒は起こります。どんな場所であっても、地震対策としてスチールラックの転倒防止策は必要です。

スチールラック 転倒防止

■スチールラックの転倒防止方法7選

ここでは、スチールラックの転倒を防止する効果的な方法をまとめます。
器具が不要な方法(� 砲班�要な方法(�◆銑А砲�あります。まずは�,鮗損椶掘∋�情に合わせて�◆銑Г諒�法も検討してください。

�―顛瓦鯆磴�して倒れにくくする
一般的に、物は重心が高いほど倒れやすく、重心が低いほど倒れにくいという性質があります。 スチールラックの上の方の棚に重いものをのせ、下の方の棚に軽いものをのせておくと、重心が高い位置に来るため、転倒が起こりやすくなります。 逆に、下の方に重いもの、上の方に軽いものを置いて、なるべく重心を低くしておくと、多少の揺れでは倒れにくくなります。

��足にパーツを取り付けてスチールラックの安定性を向上
スチールラックの支柱の足に安定性向上のためのパーツを取り付けて、転倒を起こりにくくします。業務用ラックメーカーの製品では、ラックの重量に合わせて専用の転倒防止パーツが販売されている場合が多いです。 家庭用スチールラックでも足に付ける追加パーツが販売されていますが、転倒防止に役立つようなパーツはあまりないようです。 かなり背の高いラックの場合、こうしたパーツだけでは不十分な場合が多いので、他の方法も併用したほうがよいでしょう。

��スチールラック同士を連結して安定性を向上
スチールラック同士を金具で連結すると、安定性が増して倒れにくくなります。業務用メーカーの製品では、ラックの重量に合わせて専用の連結金具が販売されています。 連結金具には、スチールラックを背中合わせにして連結するタイプ(背面連結金具)と、スチールラックのてっぺんを連結するタイプ(天つなぎ金具)があります。 天つなぎ金具は離して配置したスチールラック同士を連結するのに使います。ラックとラックの間(通路)をまたぐようにして、てっぺんとてっぺんをつなぎます。

�て佑団イ衙世妊好繊璽襯薀奪�を天井に固定する
スチールラックと天井の間に突っ張り棒を挟んで転倒を防止します。ネジ止めや接着が不要で、比較的気軽に利用できる方法です。ただし、天井に強度がないと十分に転倒防止効果が発揮されません。 棒(支柱)が太く、接地面(足の部分)が広い突っ張り棒が適しています。ラックと天井の間隔を測り、適切な長さ(高さ)の突っ張り棒を選択する必要があります。 スチールラック転倒防止用の突っ張り棒が業務用・家庭用のラックメーカーから販売されているほか、汎用の家具転倒防止突っ張り棒も利用できます。 ラックを壁に寄せ、突っ張り棒を奥の方(壁際)の両端に設置するのが効果的です。ラックが壁から離れていたり、突っ張り棒が前の方に設置されていたりすると、十分に転倒防止効果が発揮されない恐れがあります。

�デ潅綣阿離僉璽弔妊好繊璽襯薀奪�を壁に固定する
強力接着剤付きパーツを使ってスチールラックを壁に固定します。壁に穴を開けることなく、スチールラックをがっちり固定できます。 糊残りが少なくて貼り直しがきく接着剤が使われているので、接着面をあまり選びません。ただし、壁の状態によっては、パーツを剥がす際に一緒に壁紙や塗装などが剥がれてしまう場合があるので、注意が必要です。

�Ε優犬閥盒颪妊好繊璽襯薀奪�を壁に固定する
L字型の金具を取り付けて、スチールラックを壁にネジで固定します。壁に穴を開けることになりますが、転倒防止には最も効果が高い方法です。足に取り付ける転倒防止パーツなども併用すればさらに効果的です。 壁の金具がスライド式になっているタイプや、壁の金具とスチールラックの金具がベルトで連結されているタイプもあります。 手軽に脱着できるので、ときどき移動する必要のあるラックには適していますが、L字型の固定金具に比べると転倒防止効果は劣ります。

�Д優犬閥盒颪妊好繊璽襯薀奪�を床に固定する
金具とネジを使って床に固定する方法もかなり効果的です。壁に接していないラックにも適用できるのがメリットです。 床固定だけでは転倒防止効果が十分でない場合もあるため、天つなぎ金具なども併用するのがおすすめです。

スチールラック 賃貸 転倒防止

■賃貸に適したスチールラックの転倒防止方法は?

賃貸物件でも利用しやすいのは、壁などに損傷を与える恐れがない方法です。具体的には、「�―顛瓦鯆磴�して倒れにくくする」「��足下パーツで安定性向上」「��スチールラック同士を連結」が最も適しています。 「�て佑団イ衙世播薫罎妨把蝓廚蓮�天井の状態や突っ張り棒の使い方によっては、天井に傷をつけてしまう恐れがあります。傷の程度により、退去時に原状回復費用(入居時点の状態に戻すための費用)を請求される場合があります。 突っ張り棒と天井の間に傷防止シートや大きめの板などを挟むと、天井の損傷防止に役立ちます。 「�デ潅綣哀僉璽弔琶匹妨把蝓廚蓮∧瓢罅ε描�・化粧板の付いた壁や、塗り壁・土壁・和紙系壁などでは、損傷の恐れがあるため使いにくいでしょう。 「�Ε優犬琶匹妨把蝓廚函岫Д優犬脳欧妨把蝓廚蓮�原状回復費用がかかることを承知の上で行う必要があります。

スチールラック 被害抑止対策

■スチールラックが万一転倒した場合の被害抑止対策

転倒防止の対策をとっていても、転倒の可能性をゼロにすることは難しく、巨大地震が起これば倒れることもあります。スチールラックが万一転倒した場合を想定して、被害を小さく抑えるための対策をとっておくことも大切です。 スチールラック転倒時の被害抑止対策には以下のようなものがあります。

    ・人が座る場所や寝る場所、窓・ガラス扉の近くなどには背の高いラックを設置しない
    ・スチールラックが倒れかかる場所に火気器具を置かない
    ・出入り口や避難経路の周辺にはスチールラックを配置しない
    ・スチールラックなどの家具類が転倒しても危害が及ばない安全スペースを部屋の中に確保し、
      家族や従業員に周知しておく

■あわせて移動防止・落下防止対策もしておけばより安心

地震発生時には、スチールラックの転倒だけでなく、スチールラックが横に移動したり、収納物が落下したりすることによっても、同様の被害が発生する恐れがあります。 先ほど紹介した転倒防止策(とくに��〜�А砲楼榮伊瓢澪�としても効果的です。 スチールラックにキャスターを付けてときどき動かしながら使う場合、動かす時以外は必ずキャスターのストッパーをセットし、脱着可能なパーツ(ベルト式やスライド式のパーツなど)で壁に固定しましょう。 キャスター付きスチールラックは地震の揺れで移動しやすいので、どうしても必要な場所でのみ使用し、それ以外ではキャスターなしのラックを使うようにしてください。 収納物の落下によるケガや火災事故を防ぐには、以下のような対策が有効です。

    ・重量物や鋭利な物は下のほうに置く
    ・天板の上に物をのせない
    ・スチールラックの近くには火気器具を置かない
    ・落下防止用のパーツ(バーやベルト)を取り付ける

■まとめ

スチールラックの転倒を防止するには、「重いものはなるべく下のほうに置き、重心を低く保つ」のが最も基本的な原則です。逆の状態だと、地震発生時だけでなく、日常時でも転倒や落下の事故が起こる恐れが高まります。 まずはこの原則にそって収納の仕方を見直し、それにプラスして、器具を使った転倒防止策も検討してください。 転倒防止用のパーツは、業務用メーカーのラックのほうが豊富です。これからスチールラックを購入する予定で、地震対策を徹底したいと思っている方には、業務用メーカーのラックをおすすめします。