物流・倉庫ラック
 

スチールラックのキタジマ トップスチールラック コラム トップ2023年コラム一覧2023年5月コラム2023.05.31

パレットラックってなに?

パレットラックってなに?
ネステナーとの違いや利用する際のポイントを解説

パレットラックってなに?
ネステナーとの違いや利用する際のポイントを解説

フォークリフトを使っているとき、荷物を載せたパレットをそのまま収納したいと思っている方も多いのではないでしょうか。業務用スチールラックの中でもパレットラックなら、パレットと一緒に荷物を収納することが可能です。
この記事では、パレットラックの特徴やポイントについて紹介するので、物流倉庫や工場でスチールラックの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

パレットラックの特徴

■パレットラックの特徴

パレットラックの特徴について、まずは仕組みやネステナーとの違いを詳しく紹介します。

・パレットラックとは
パレットラックとは、荷物をパレットに載せたまま収納・保管できる大型の棚のことで、重量ラックや重量棚とも呼ばれています。 1段あたりの耐荷重は1,000?3,500kg、最大6m程度の高さまで棚を作れる強度が特徴です。 フォークリフトを使ってパレットごと上げ下ろしができるので、荷役作業の効率化が図れるでしょう。パレット運用をしている物流倉庫や工場などで、広く導入されている保管機器です。

・パレットラックの仕組み
パレットラックは、以下の3つで構成されています。

●トラス(支柱パネル):柱と柱の間を筋交いでつないだ部材
棚の高さを自由に調整できる爪受けがついています。

●ビーム:棚1段につき手前と奥に1本ずつ必要な部材
梁(はり)にあたる箇所で、両端をトラスに固定します。

●デッキチャンネル:手前と奥の2本のビームを渡す形で取り付ける部材
棚1段あたり、デッキチャンネルは4本必要です。(開口寸法、用途により変動)

・ネステナーとの違い
<ネステナーとは>
ネステナーとは、パレットラックと同じように荷物をパレットに載せたまま収納・保管ができる物流機器です。荷物の破損や落下の防止、保管効率の向上のために倉庫や工場を中心に使われています。 パレットラックとネステナーの違いは、ラックの耐荷重にあります。パレットラックは1段あたり1,000〜3,500kgまで収納できますが、ネステナーは1,000kgまでです。また、支柱に梁を渡して棚を作るパレットラックとは異なり、ネステナーは積み重ねて棚にするため、棚の高さを変えることができません。

<サイズの違い>
【パレットラック】
1段に2枚のパレットを保管できることから、ネステナーよりも積載面が大きいです。また、最大6m程度まで棚が作れるため、より多くの荷物を収納できるでしょう。加えて、荷物の大きさや倉庫の形状に合わせて幅、奥行き、高さなどサイズを自由に設計できるのもポイントです。

【ネステナー】
積載面がパレット1枚分程度の大きさであるため、1段にパレットを1枚しか保管できません。ネステナーは積み重ねて棚を作りますが、安全性の観点から、高さは最大4m程度までとされています。そのため、高さのあるネステナーは積み重ねられる数が少なくなります。

<保管効率の違い>
パレットラックのほうが、面積上の保管効率が高いと言えます。 保管効率とは、同じスペースにどれだけ荷物を保管できるかという指標の一つで、設置面積と収納できるパレットの数で比べることが可能です。 たとえば、幅1,100mm×奥行き1,100mmのパレットを収納する場合で考えてみましょう。パレットラックもネステナーもフォークリフト操作のため、パレットの両サイドを各100mm程度空けると、どちらも1,200mmは必要です。 しかし、ネステナーは奥行きにも50mm程度の空きが必要なのに対して、パレットラックは奥行きを空ける必要がありません。奥行きを考慮すると、50mm分だけパレットラックの保管効率が上がると言えます。

<移動しやすさの違い>
【パレットラック】
設置場所に合わせて幅、奥行き、高さを変えられますが、アンカー固定が必要なため、移動の際は手間がかかります。しかし、固定する分ネステナーより耐荷重が大きく、荷物をたくさん載せることが可能です。

【ネステナー】
アンカー固定が不要なため、移動しやすいのがポイントです。また、ネステナーごとフォークリフトで運べるので、倉庫の移転やレイアウトの変更にも柔軟に対応できます。

パレットラックの選び方

■パレットラックの選び方

パレットラックは大きさを自由に設定できますが、以下の点に注意して選びましょう。

・奥行きの選び方
パレットと収納するパレットラックの奥行きは、原則同じ大きさに揃えましょう。 サイズの異なる状態で使用すると、落下や荷崩れの原因を引き起こします。

・横幅の選び方
横幅は、フォークリフトの操作を考慮してパレットよりも少し大きめにしましょう。 パレットラックは、一般的に1間口・1段あたり2枚のパレットの保管を目安にして設計されています。 たとえば、幅1,100mmのパレットを2枚並べると2,200mmですが、パレットの左右を100mmずつ空ける必要があるので、合計300mmのゆとりを加算した内寸2,500mmの横幅が最適と計算できます。

・棚段の高さの選び方
フォークリフトの最大揚程と天井高によって、トラスの高さを選びましょう。 弊社取り扱いの場合、75mm間隔でビームを設置する爪受けがあるため、棚段の高さは選んだトラスの範囲内で自由に設定できます。段の間は、フォークリフトの操作を考慮して荷物の高さプラス100mm程度空けるとよいでしょう。

・耐荷重の選び方
耐荷重は、1パレットあたりの最大重量を基準に選びましょう。 パレットラックの耐荷重は選べますが、必要以上に耐荷重性能が高いものを選んでしまうと余分なコストがかかってしまうため、一番重い荷物に合わせて選ぶのが一般的です。 たとえば、1パレットあたりの最大重量が800kgの場合は、2パレット分の耐荷重である1,600kgのパレットラックを選ぶとよいでしょう。

メリット

■パレットラック導入のメリット

以下では、パレットラック導入のメリットを2つ紹介します。

・さまざまな現場で活躍する
パレットラックを使うと、荷物の上部空間を有効に活用できるだけでなく、荷崩れの防止にも効果があります。 もし、パレットラックを使わずパレットに荷物を載せて重ねてしまうと下の荷物に重さがかかるため、荷崩れの原因となり、大変危険です。また、高く積み上げることもできないので、倉庫の高さを有効活用できません。 パレットラックを導入すれば、6mの高さまで荷物を積み上げられるうえ、荷崩れも起こらず、安全に収納できます。

・管理業務の効率化が図れる

パレットラックを使うと荷物の出し入れが容易になるため、管理業務の効率化が図れます。 荷物の大きさに合わせて棚の高さが調整できるほか、パレットに荷物を載せたまま収納できるので、フォークリフトを使って出し入れが可能です。 平置きと比べて下段や中段のパレットの取り出しがスムーズな点や、高さが調節できる点もメリットと言えるでしょう。

注意点

■パレットラックを利用する際の注意点


パレットラックを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

・適した倉庫レイアウトも事前に考える
パレットラックを利用する際は、事前に倉庫内のレイアウトを考えることが大切です。たとえパレットラックを導入したとしても、動線によっては作業効率を下げてしまいかねません。 入荷してから保管し、その後移動させたり梱包したりを経て出荷します。一連の作業工程を一筆書きで行えるのが望ましい動線です。 倉庫内が狭く、うまく動線を作れない場合は、保管と作業両方のスペースのバランスを大切にレイアウトを考えましょう。

・出庫頻度別にグループ分けをする
荷物を保管する際は、出庫頻度によってグループ分けをしましょう。 出庫頻度の高い荷物を出入り口付近に保管することによって、出荷までの移動距離が短くなります。移動距離が短ければ荷物の出し入れもスムーズになるため、作業効率が上がるでしょう。

・通路幅を確保しておく
パレットラックは、フォークリフトが通れる通路幅を考えて設置します。スムーズな出し入れができるよう、フォークリフトがUターンするスペースや出荷作業を行うスペースを確保するのも大切です。 事故や荷物の破損を防ぐためにも、ゆとりのあるレイアウトを心がけましょう。

おすすめ

■パレットラックのことならキタジマがおすすめ


パレットラックを導入するなら、家庭用から業務用までさまざまなスチールラックを手がけるキタジマがおすすめです。

・物流倉庫の改善は100年以上の実績を誇るキタジマにお任せ
キタジマは明治45年の創業以来、家庭や物流現場におけるスペースの有効活用と省略化をサポートしてきた実績のある会社です。 これまでに培ってきたノウハウを活かして、整理整頓された空間をプロデュースします。

・キタジマはパレットラックのオプションが豊富
より安全に荷物を載せられるように、さまざまなオプションを用意しています。

                    
スキッドサポート 足のついたバスケットなど、ビームに直接置くには不安定な場合に使います。
フォークスペーサー 大きな荷物の下に置いて使用し、パレットがなくてもリフトのフォークが抜き差しできるようにします。
ドラムサポート ドラム缶や樽など、円形の荷物が転がらないように支えます。
トラスガード サイドフレームとフォークリフトが接触しないようにガードします。
安全ポール サイドフレームのコーナー部とフォークリフトが接触しないようガードします。


・見積もりから設置まで一括で対応可能!
より安全に荷物を載せられるように、さまざまなオプションを用意しています。
問い合わせから設置完了までは、以下のような流れで行います。
  1.電話やメールで問い合わせ   2.製品の提案と見積もり、納期を連絡   3.製造・発送準備   4.現場で組立、設置

■まとめ

パレットラックは、フォークリフトを使ってパレットに載せたまま荷物の収納・保管ができる便利なラックです。荷物を安全に積み上げることができるため、倉庫の上部空間を有効活用できるでしょう。ただし、業務の効率化を高めるためには、現場にあったサイズのパレットラックを選ぶことが大切です。 パレットラックを導入する際は、製造・設置の実績があり信頼できる会社に依頼しましょう。

スチールラックのキタジマページトップへ

Copyright (c) スチールラックのキタジマ all rights reserved.
スチールラックのキタジマラック検索