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スチールラックのキタジマ トップスチールラック コラム トップ2023年コラム一覧2023年6月コラム2023.06.29

解体方法とは?

スチールラックの解体方法とは?
準備の仕方や処分方法についても解説

スチールラックの解体方法とは?
準備の仕方や処分方法についても解説

スチールラックを処分したり移動させたりしたいので、一度解体したいという方に向けて、
本記事ではスチールラックの一般的な解体方法を紹介します。
また、その後どのようにして処分すればよいのかについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

解体する前の準備

■スチールラックを解体する前の準備

スチールラックとは、金属でできた棚のことです。支柱に棚をはめ込んで固定するボルトレスタイプと、支柱と棚をボルトで固定するタイプの2種類があります。 どちらのタイプも素手で取り外すのが難しいため、解体の際には道具の準備が必要です。
ここでは、解体する前に用意するものを見ていきましょう。

・ゴムハンマー
ボルトレスタイプのスチールラックを解体するには、棚への衝撃や打撃音を軽減できるゴムハンマーがおすすめです。スチールラックは支柱に棚がしっかりとはまっているため、手の力ではなかなか外れません。ハンマーで棚板の裏から叩いて、噛み合わせを外す必要があります。 金づちで叩いてしまうとゆがみや傷の原因となるほか、打撃音が響くため、使用は控えるのが無難です。 また、ボルトで固定するタイプの場合は、ドライバーとスパナを準備しましょう。

・潤滑油
ゴムハンマーで叩いても棚が外れない場合は、潤滑油があると便利です。 支柱と棚が噛み合っている部分に潤滑油を少量さすだけで、棚が外れやすくなります。
特に、長年使用しているスチールラックはサビついて外れにくい場合が多いので、潤滑油を用意しておきましょう。

・スチールラックの大きさに合わせた作業員の確保
スチールラックの解体は、2人以上で行いましょう。 解体にはゴムハンマーやドライバーなどの道具を使うため、両手で棚を支えられません。家庭用の小型ラックであっても、複数人のほうがスムーズに作業できます。 また、金属でできているスチールラックは自重が重く、大型のラックを支える場合は相応の人手が必要です。安全に解体作業を進めるためにも、ラックの大きさに合った人数を確保してください。

・スペースの確保
スチールラックの解体には、広いスペースが必要です。 スチールラックは立てたまま解体するより、倒したほうがスムーズに作業できます。
重量のある支柱や棚受、棚板などの部材は、壁に立てかけると倒れたときにケガをする恐れがあり危険です。解体する際は、スチールラックを横に倒せるだけでなく、解体した部材を床に置ける十分なスペースを確保しましょう。

・明るい時間帯を選ぶ
スチールラックの解体は、明るい時間帯に行うのがおすすめです。
重い棚を外したり重ねたりすると、騒音や振動が発生します。特に、ボルトレスタイプのスチールラックを解体する際は、ゴムハンマーで棚を叩く大きな音が出るため、早朝や夜間の解体は、避けたほうがよいでしょう。

解体方法

■スチールラックの解体方法

ここでは、スチールラックの解体方法について解説します。

・【家庭用】スチールラックの解体手順
家庭用スチールラックは、業務用に比べて小型で軽いものが多く、組み立てや解体が楽に行えます。
しかし、手順を間違うと棚板が外れにくくなってしまうため、解体の方法を事前に確認しておきましょう。

1.支柱付近の棚板をハンマーで裏から叩く
棚板の支柱に近い部分を下から上へ叩いて、コーナーリングの噛み合わせをゆるめます。四隅を均等に叩き、棚を並行に保ったまま少しずつ浮かせていくのがポイントです。 棚の重さで下がらないように、棚板の真ん中を持ち上げながら叩きましょう。 うまく外れない場合は、スチールラックを横に倒して叩くとスムーズにできます。

2.棚板を持ち上げ支柱から抜く
コーナーリングが4つとも完全に外れたら、棚板を持ち上げて支柱から抜きます。

3.他の棚も同様の作業を行う
同じ手順で、上から順に棚板を外していきます。最下段が床に近くて下から叩けない場合は、スチールラック本体を横に倒して行いましょう。

4.支柱を抜く
横に倒して最下段を外す場合は、棚板を叩いて1本ずつ支柱を抜いていきます。

・【業務用】スチールラックの解体手順(ボルトレスタイプ)
一般的に業務用スチールラックは、棚板が1枚の鉄板でできています。棚板1枚あたりの耐荷重は100〜1,000kgと、強度の高さが特徴です。 家庭用に比べて大型で自重も重いことから、解体は1人では行わず、部材を支えるための作業員を確保してから行いましょう。

1.棚板を取り外す
スチールラックの最上段にある天受から、棚板を取り外していきます。他の段も、同じように棚受から棚板を外しましょう。棚板は天受や棚受に載っているだけなので、取り外しが簡単です。

2.ロックピンを外す
支柱と間口桟を固定しているロックピンを外します。ロックピンは穴に差し込まれているだけなので、工具は必要ありません。

3.間口桟(ビーム)を取り外す
間口桟は支柱付近を下から上へゴムハンマーで叩き、噛み合わせをずらして取り外します。 最下部の間口桟が床から近く、叩くのが難しい場合は、スチールラックを横に倒してから行いましょう。

4.棚受けを取り外す
支柱についている棚受も、間口桟と同じようにゴムハンマーで叩いて取り外します。

処分方法

■スチールラックの処分方法

ここでは、解体したスチールラックの処分方法について紹介します。

小型で軽量な家庭用スチールラックは、状態によって以下の3つの処分方法が考えられます。

”塲海瓦漾資源ごみ
一般的にごみ袋に入る大きさであれば、スチールラックも不燃ごみや資源ごみとして捨てることが可能です。ただし、解体してもごみ袋に入りきらない場合は、金属用のノコギリで切断してから捨てましょう。 捨てられるごみの大きさや分別の方法は、自治体によって異なります。捨てる前に、きちんとルールを確認しておきましょう。

∩涜腓瓦
大きなものや重いものは、粗大ごみに分類されます。 サビがひどかったり人手が足りなかったりして解体できなかったスチールラックは、粗大ごみとして処理しましょう。 主要都市の粗大ごみの定義については、以下の通りです。

                    

東京23区

家庭からでた一辺30cm以上のもの

札幌市

固形の廃棄物で指定ごみ袋に入らないもの
重量は100kg、長さは2メートルまでのもの

横浜市

家庭からでたごみで、金属は長辺が30cm以上、
それ以外の素材は50cm以上のもの

名古屋市

一辺の長さが30cm以上のもの

京都市

燃えるごみとして収集できない大型のもの

大阪市

長辺が30cm以上のもの、または1m以上の棒状のもの

神戸市

指定ごみ袋に入らないもの、または重さが5kg以上のもの

リサイクルショップ・フリマアプリの利用
目立った汚れやサビ、傷がなくて状態のよいスチールラックは、リサイクルショップへの持ち込みやフリマアプリで売却が可能です。 処分費用がかからないうえに、リサイクルショップによっては出張買取をしてくれるところもあるため、解体したり運搬したりする手間もかかりません。ものによっては高値が付くこともあり、お得に処分ができます。

・【業務用】スチールラックの処分方法
業務用のスチールラックは産業廃棄物にあたる可能性が高く、家庭ごみの回収に出せません。処分する際は、以下のような方法で行いましょう。

―菠センターへの持ち込み
トラックなどにスチールラックを積み、自分で処分センターへ運び入れる方法です。解体して荷台に積み、運ぶという手間がかかります。 自治体によっては予約が必要な場合もあるため、運び入れる前に確認しておきましょう。

回収業者への依頼
不用品回収業者に依頼すれば引き取りに来てくれるため、運ぶ手間が省けます。 トラックを所有していなかったり、解体することが難しかったりする場合におすすめです。 ただし、不用品回収業者が産業廃棄物に対応しているとは限らないため、業者を選ぶ際は注意しましょう。

注意点

■スチールラックの解体・処分に関する注意点

スチールラックの解体・処分の際には、以下の点に注意しましょう。

・ゆがんだりサビたりしているスチールラックの解体は危険
ゆがみやサビがあるスチールラックを、無理に解体するのは危険です。
スチールラックを長年使用していると、荷物の重さで棚がゆがんだり経年劣化でサビたりします。悪化した状態の場合だと解体がスムーズにできず、ケガや破損につながることも少なくありません。 状態が悪く解体すら困難な場合は、そのまま処分できる方法を検討しましょう。

・大型の場合は切断が必要になることも
スチールラックを不燃ごみや資源ごみとして捨てる場合は、ごみ袋に入るサイズまで小さくする必要があります。そのため、解体しただけではごみ袋に入らない大型のスチールラックは、切断しなくてはいけません。 金属を切断するには、専用の工具が必要です。また、大型ラックの場合はパーツの数も多い分、手間もかかります。切断作業に慣れていないとケガをする恐れがあるため、注意しましょう。

・買取に出す際はいくつかのチェック項目がある
使用年数が短いスチールラックであっても、リサイクル店によっては買取できないことがあります。 買取に出す際は、以下の点に注意しましょう。

  ●破損やゆがみなど大きなダメージがないか
  ●留め具がしっかり固定され、ぐらついていないか
  ●目立つサビや汚れがないか

・処理券を貼る位置に気を付ける
自治体によっては、処理券がついていないと処分してもらえません。処理券が必要な場合は、目立つところに剥がれないようにしっかりと貼りましょう。

■まとめ

スチールラックの解体には、ゴムハンマーや潤滑油などの道具が必要です。他にも、ラックの大きさに合った作業員やスペースを確保することで、作業がスムーズに進められます。 また、スチールラックの処分方法は自治体によって異なり、料金や手間がかかる場合もあるため、事前の確認が大切です。 スチールラックを解体・処分する際は、ラックの形状に合った方法を選び、適切に処理しましょう。