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【業務用ラックの選び方】基本の選び方からおすすめの選び方まで

コラム業務用ラック選び方

【業務用ラックの選び方】基本の選び方からおすすめの選び方まで


業務用ラックは種類が豊富ですが、場合によってはかえって迷ってしまうこともあります。 そこで、業務用ラックを新しく購入したり、追加購入したりする場合の参考として「業務用ラックの選び方」をまとめてみました。 基本の選び方やおすすめの選び方をご紹介しているので、気になる部分をピックアップしてオリジナルの選び方を見つけてください。



■基本の選び方

・耐荷重
業務用ラックを選ぶ際の最重要ポイントは耐荷重です。耐荷重とは「棚板1枚がどのくらいの重さに耐えられるか」を示したものです。棚板の枚数が増えると、その分業務用ラック全体の耐荷重が増えることになります。

耐荷重のバリエーションの一例を紹介します。

● 軽量ラック:150kgタイプ
● 軽中量ラック:200kgタイプ
● 中量ラック:300kgタイプ
● 重量ラック:500kgタイプ
● 重量ラック:1000kgタイプ
業務用ラックに荷物を置く場合には注意点が1つあります。それは、棚全体に均等に荷物を置くということです。というのも、この耐荷重は「平均均等荷重」のことを意味しており、荷物を一点に集中して置くことは想定されていません。
荷物の置き方に偏りが出そうな場合や、耐荷重をオーバーする荷物を置くことが予想される場合は、ワンランク上の耐荷重を備えた業務用ラックを選ぶことをおすすめします。

・サイズ
業務用ラックのサイズは、下記の3点を参考にして選ぶようにしましょう。
● 高さ:業務用ラックの床との接地面から最高部までの長さ
● 横幅:収納物の出し入れを行う箇所のことで、棚板の長い辺の長さ
● 奥行:収納物の出し入れを行う箇所のことで、棚板の短い辺の長さ
業務用ラックのサイズ選びの注意点は、「実寸」で選ぶということです。たとえば、商品名に「1200mm」と記載してある場合でも、実際の外寸は1202mmになっているなど、若干のズレが生じる場合があります。そのため、設置場所を決める際は実寸をもとにしてスペースを確保することが大切です。
また、棚板の枚数は、最上段と最下段の枚数も含めて計算しましょう。特に最上段は枚数に含めるのを忘れてしまいがちなので注意しましょう。また、業務用ラックをより安定させ、安全に使うためには、3枚以上の棚板を使用することをおすすめします。

・素材
業務用ラックの素材には、大きく分けて「スチール素材」と「ステンレス素材」の2つがあります。スチール素材の場合は、耐久性を高めるため塗装が施されており、錆びにくいのが特徴です。

その他にも、スチール素材には下記のような特徴があります。
● 原材料が鉄なので、価格が安い
● 加工しやすい素材のため、種類やパーツが豊富
● 好みの色に塗装が可能
● 劣化に伴って錆びてしまうことがある

一方、ステンレス素材は、鉄にクロムという金属を掛け合わせたステンレススチールが原材料となっており、下記のような特徴があります。
● サビや腐食に強い
● 耐熱性や耐寒性に優れている
● 原材料が高く、加工に手間がかかるため価格が高い
● スチール素材に比べて種類やパーツが少ない

上記の特徴を考慮し、用途に合わせて素材を選ぶようにしましょう。

・設置方法
業務用ラックの設置方法には「単体」と「連結」の2種類があります。単体とは、支柱部材が4本揃っているタイプのもので、ラック1台で自立が可能となります。
連結とは、支柱部材が2本のみで、左右のいずれかには支柱ないタイプのものです。つまり、隣のラックと連結し、支柱を共有することで自立することになります。このタイプは、設置スペースを省くことができる他、価格も少し安くなるという特徴があります。
連結タイプの業務用ラックの導入をする場合は、連結タイプのみでは自立できないため、単体タイプが最低でも1台必要になることを覚えておきましょう。
業務用ラックの選び方についてもっと詳しく、より具体的に知りたいという方は、下記のWebサイトをご覧ください。

⇒「業務用スチールラックはどう選ぶ?選び方のヒントや形状について」 

https://www.kitajimasteel.com/html/page114.html

コラム業務用ラック選び方

現場に合わせた選び方


ここからは、現場ごとに分けて業務用ラックの選び方について解説します。業務用ラックを使用する現場をイメージしながら読み進めると良いでしょう。



・倉庫
倉庫では、主に下記の3つのタイプの業務用ラックが使用されています。
● 中量・中軽量ラック:150〜300kg程度の耐荷重があるタイプのラックで、ダンボールやコンテナに入れた商品などを保管する場合に多く使用される
● 重量ラック:パレットラックとも呼ばれ、500kg以上の耐荷重があるタイプのラックで、パレット単位での保管に適している
● ネスティングラック:組み立てが簡単で省スペースで設置でき、単体もしくは段積みで使用できるため、保管するものの形状やサイズが似ている場合の使用に適している

・飲食店(厨房)
飲食店(厨房)では、ステンレスラックが選ばれています。ステンレスラックとは、ステンレス素材を使用したラックのことで、その最大の特徴はサビや腐食に強く、耐熱性や耐寒性に優れているという点です。そのため、水や火を頻繁に使用する飲食店に非常に向いているラックと言え、スチールラックより劣化を抑えることができます。
また、収納力があるのはもちろん、安定感があり通気性も良いため、長期にわたって安心・安全に利用することができます。
ステンレスラックの魅力について詳細を知りたいという方は、下記のWebサイトをご覧ください。

⇒「【ステンレスラックの魅力】安心安全に使えて頼りになる職場の仲間」

https://www.kitajimasteel.com/html/page151.html

・オフィス
オフィスで使用されている業務用ラックは、主に軽量棚・中軽量棚・中量棚などで、近年そのニーズが高まっています。この背景には、オフィスでは多くのペーパー書類を保管する必要があるからです。具体的には、新聞紙・上質紙・私文書ファイル、その他にも備品や商品在庫などがあり、その保管量は膨大です。そのため、業務用ラックを使用し、限られた場所で最大限に収納スペースを確保しようという狙いがあります。
オフィスに設置するラックの選び方のコツは、設置場所の広さにもよりますが、中軽量棚〜中量棚のやや大きめサイズを選ぶということです。その理由は、ペーパー書類などは保管期間が長く常に増え続けるため、耐荷重や必要なスペースを予測しにくく、容量をオーバーしてしまうケースがあるからです。また、書類を取り出す時のことも考えると、少しゆとりがあるくらいの方がちょうど良いと言えるでしょう。
オフィスにラックの導入を検討されている方は、下記のWebサイトより詳細をご確認ください。

⇒「スチールラックをオフィスに導入するメリットとは?」 

https://www.kitajimasteel.com/html/page128.html

・ショップ
ショップで人気なのがカラーアングル棚です。カラーアングル棚とは、色のついたL字形の金具を使用した棚のことです。
アングル棚の特徴は、比較的軽量で設置や移動が簡単、丈夫である、そして価格も安いことなどが挙げられます。それに加え、ただ設置しているだけでもおしゃれに見えるため、お店の印象をアップさせ、なおかつ収納や取り出しも簡単などの魅力があります。
最近では、収納としての役割だけでなく、そのおしゃれな見た目を活用し、あえて商品陳列棚やアパレル什器として使用されています。本屋や雑貨屋などで見かけたことがあるかもしれませんね。カラーアングル棚には、まだまだ無限の可能性があると言えるでしょう。
カラーアングル棚の活用方法をもっと詳しく知りたいという方は、下記のWebサイトのアイデアを参考にしてご活用ください。

⇒「【おしゃれ、強い、使い方いろいろ】カラーアングル棚の通販はキタジマへ!」 

https://www.kitajimasteel.com/html/page169.html

コラム業務用ラック選び方

こんな選び方もおすすめ



これまで紹介した選び方以外でも、業務用ラックには下記のような選び方があります。



・組み立て方で選ぶ
組み立て方で選ぶ場合は、「ボルトレススチールラック」があります。これはその名の通り、組み立てにボルトを使用しないタイプのラックです。そのため組立が簡単で、女性1人でも20〜30分程度で組み立てが完了します。ただし、ボルトで固定しないため、地震での揺れが気になるかもしれません。ラックが転倒することは滅多にありませんが、荷物が棚から落ちる危険性は考えられます。
その他に、「ボルト式スチールラック」があります。これは、組み立ての際にボルトを使用するスチールラックのことです。ボルト式のため、組み立てには1時間程度の時間を要します。しかし、揺れに強いため安全性が高く、狭い場所や火を使う場所などで安心して使用できます。

・グリーン購入の適合製品から選ぶ
グリーン購入法とは、2003年5月に地球環境に配慮するために制定された法律です。具体的には、下記のような取り組みを行います。

● 製品を購入する際、その必要性を十分考える
● 購入の際は、価格や品質、機能やデザインだけでなく環境に優しいものを購入する
● 環境負荷の低減に取り組む事業者から購入する
業務用ラックもグリーン購入の適合製品に含まれており、購入を検討する場合はグリーン購入法に基づいて購入することが推進されています。対象範囲となる業務用ラックの条件は下記のとおりです。

● 製品に使用されている金属類が製品全体重量の 95%以上であり、棚・収納用什器に適用される
● 棚板の機能重量の基準は、収納庫及び書架・軽量棚・中量棚の棚板に適用される

これから業務用ラックを購入する場合は、環境に優しい製品を積極的に選ぶようにしましょう。



業務用ラックはいずれも耐久性や利便性に優れているため、使いやすく便利なラックばかりです。また、スチールラックは用途に合わせて素材や形状を自由にカスタマイズできるため、幅広いシーンで活用できるのでおすすめです。業務用ラックについてお悩みの方は、スチールラックのキタジマにぜひお気軽にお問い合わせください。

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